出会った全ての人々が、その人らしくあるために
私達は優しい看護を提供します。
大谷 須美子
超少子高齢多死社会において疾病構造は変化し、時代のニーズに応じて医療・看護のあり方も常に変化し続けています。そのような社会・医療情勢の変化のなかで、精神科専門病院として期待される役割に応えていける看護部でありたいと思っています。
そのためには、医療者として、看護師としてどのような役割を果たしていくかを、自ら考え判断し行動していける人材を育成していきたいと考えています。
「出会った全ての人々が、その人らしくあるために、私達は優しい看護を提供します」という看護部理念の“ 優しい看護”のためには、疾患の症状と対応の理解・人的物的環境の調整・倫理的感受性を伴ったケアの提供が不可欠です。看護師自身が常に自己研鑽し知識・技術を持つことで“ 優しい看護”を実践することができます。そのために充実した教育体制づくりに尽力し続け、皆さんのキャリアアップ支援もお手伝いできると思います。
看護師は病院のあらゆる部門・すべての職種と協働・連携を必要とする、またそれを主体的に担っていく職種です。生き生きと明るく躍動感にあふれ、積極的に仕事に取組み、新しいことに挑戦し続ける看護部を目指しています。精神科看護は難しい…ちょっと・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、精神科看護は看護の本質である生物・心理・社会的側面から対象を捉える能力を磨ける領域です。
是非、精神科看護に携わり、生き生きと明るい職場づくりと精神科看護の質向上を共に担っていただく皆さんと働けることを願っています。
精神科の看護は簡単なものではありません。自分自身の心が豊かでなければなりません。そして、患者様の思いを察する洞察力も必要です。もちろん、コミュニケーション力も必要です。看護師自身の笑顔が、言葉掛けが、患者様をどれだけ勇気付けることが出来るか、そして、治療に影響力を与えるかは計り知れません。
だからといって、新人看護師に精神科看護が出来ないということでは決してありません。当院では看護学校を卒業後すぐに働いている看護師も多数います。知識や技術が未熟な、患者様に体当たりで、自分自身をぶつけ看護しています。その結果、多くの患者様から「笑顔に救われたよ」とか「優しい言葉に癒された」と感謝の言葉を頂戴します。
経験豊富で味のある看護を見せてくれるベテラン看護師と、技術的には未熟だが、笑顔と明るさと思いやりでカバーし、体当たりで看護してくれる新人看護師と、そのコラボレーションがハートランドしぎさんの看護部の原動力です。
臨床研修医研修指定病院・看護学校実習施設
お車をご利用の場合
天王寺駅から15分
電車をご利用の場合
JR 大和路線で大阪市内から約20分の王寺駅下車。
JR王寺駅(南口)より送迎バスを運行しておりますので、ご利用ください。