信貴山病院グループで看護師として働く事について、よくあるご質問と回答をまとめています。
- 学校の先生に「1年目から精神科に行くのはあんまり…」と言われたのですが、本当でしょうか?
- 専門性が強い領域のためその様に言われる先生が多いようですが、患者様の心に寄り添った精神看護はどの領域にも必要な看護のベースであり、看護が活躍できる科と言えるでしょう。病気を看るのではなく、患者様と向き合いたいという方は自信を持って進んで下さい。
- 精神科では手技を磨けないのでしょうか?
- いいえ、近年は高齢化も進んでいるため、精神科の患者様もさまざまな身体的疾患を患っておられます。フィジカルケアは当然あり、看護師として最低限の技術は学んで頂けます。
また、当院では身体合併症病棟である精神一般病棟があり、そこでは一般病院と変わらないくらいの技術を学んで頂けます。
- 精神科看護ではどのようなスキルを磨けますか?
- 特徴的なものは観察力とコミュニケーションスキルです。比較的安定した患者様を除き、1 日ごとに状態が変化する患者様を看ているので、その日の気分や状態を見極めその日の関わり方を判断するための観察眼と、その場その時に応じたコミュニケーションが重要だからです。
- 新卒教育はどうなっていますか?
- 年間教育プログラムに沿った研修を実施しています。現場ではプリセプター制度のもと、病棟全体でサポートにあたっています。新人ナースはラダーⅠから始まるクリニカルラダーシステムも導入しており、継続的な教育システムになっています。
詳しくは教育体制のページをご覧下さい。
- 認知症看護に興味があるのですが、実際どんなところですか?
- こちらからの関わりに反応してもらえないことも多々あり、無力感などで葛藤することも多いかも知れませんが、病気の進行を遅めたりくい止めたりすることが立証されてきている中、粘り強い関わりで患者様が安定されたときに充実感を感じることが出来る、やり甲斐のある領域です。
- 配属先の病棟希望は聞いてもらえますか?
- 100%希望通りという訳にいきませんが、本人の希望を考慮したうえで適正を考えながら決定していきます。