当グループでは
他科から精神科への転科をお考えの先生を積極的に受け入れております。
精神科救急・急性期医療で様々な疾患を診て臨床力を高めたい、患者様とじっくりと関わって研究を進めたい、経験を活かして身体合併症も診れる認知症専門医になりたいなど、先生方の希望をお聞きしたうえで、ベストの指導体制を取っていきたいと考えておりますのでお気軽にご相談下さい。
また、当グループでは、指定医取得のために必要となる精神科の症例がグループ内で全てそろうので、最短で取得することが可能です。
指導医は40代の先生が中心となり、若手の先生や看護師、リハビリ、相談員など専門スタッフが全力でサポートさせて頂きますので、安心して転科して頂けます。
新専門医制度が始まる前の最後のこの機会にぜひご検討下さい。
随時見学も可能ですのでいつでもお問い合わせください。
ハートランドしぎさん
2015年入職
消化器内科から転科
- Q. 転科されたきっかけを教えて下さい。
- 近年、認知症高齢者も増加の一途で、内科医として多くの患者様を診る機会がありました。また精神疾患を患われている患者様も、高齢化に伴い内科疾患を併発されている方を多く見受けておりました。Primary careの範疇を超えて、より広く多く患者様に対応していくため、精神科を基礎から学ぼうと思ったのがきっかけです。
- Q. 実際に勤務していかがですか?
- 現場はスタッフが明るいためか患者さんも明るく、病院全体に活気を感じる職場です。
また、患者様も若年者から高齢者まで疾患も多様ですが、指導体制が整っているので精神科領域の知識、経験をどんどん吸収することができています。
きっかけでも話しましたが、当院には内科疾患を併発する患者様も多く、急性期処置から栄養管理まで含めたこれまでの臨床経験も生かされています。
- 先生方を支えるスタッフより
- 当院は精神科単科の病院ですが、身体合併症を抱えている患者様を多く看ております。合併症の種類も様々ですし、精神症状が著明な患者様は他科で診ていただくことが難しいこともあります。先日、今までであれば転院・外診をやむなくしていた状態の患者様がおられたのですが、消化器内科より転科して来られた先生の豊富な経験と知識のおかげで、患者様に負担をかけることなく、適切な治療と看護を院内で施すことができました。私たち看護師においても新たな知識・技術を身に付けることができ、モチベーションアップにつながっています。当院では今後も身体合併症を抱えた患者様は増加していくことが考えられます。転科をお考えの先生方、先生方の力が必要です!ぜひ当院へお越しください!
- (病棟師長)
ハートランドしぎさん
2013年入職
基礎研究から転科
- Q. 転科されたきっかけを教えて下さい。
- 基礎研究を行っていたときに参加したセミナーで癌や精神疾患による経済的損失の大きさを示されていたのが印象に残っており、今回臨床に戻るにあたっての選択の一因となりました。
- Q. 実際に勤務していかがですか?
- 転科の場合はいかに効率良く研修を行い指定医、専門医を取得することがポイントとなります。当院では、指定医も多く担当する患者数を調整してもらえるので、しっかり各症例に取り組むことができます。さらに体系づけられた講義も用意されているので理解を深めることができます。
- 先生方を支えるスタッフより
- 認知症病棟では、年々高齢化と身体合併を抱えた患者様が増え、現場で働くスタッフも幅広い知識と経験が求められています。
ある患者様が、認知症による周辺症状によって、強い介護抵抗と拒食が著しく、施設での介護が困難となり入院してこられました。環境調整と薬物療法の両側面からのアプローチを行いましたが、先生はスタッフを信頼し、「僕より皆さんの方が患者様や認知症の事を良くわかっているから・・・」と広く意見を求められました。薬物療法を行う際もスタッフからの情報をとても重要視し、患者様にあった服用時間や内容等を検討して頂きました。普段からスタッフを信頼し声掛けや指導をして頂いていたたことで、スタッフも先生に積極的に情報提供を行い、ご家族様を含めての情報共有ができ、良いコミュニケーションが図れました。
認知症病棟でなかなか退院に結びつかないケースが多い中、“患者様の退院”という一つの目標に向けた取り組みが実現していくことで、スタッフは実践を通してやりがいを感じ、先生との連携も今まで以上にいい形になっています。この強い連携は、退院して行かれる患者様だけでなく、終末期にある患者様、ご家族様に対しても有効に作用しています。
- (看護師)